今回は、『ぼっち・ざ・ろっく!』の後藤ひとり役で大ブレイクを果たした声優・青山吉能さんの魅力的な軌跡についてご紹介します。そんな彼女の分身がいるの知ってましたか?
それは歌ってしゃべれる音声合成ソフト「小春六花」。その声を担当しているんです。
実は青山さん、中学生の頃はボーカロイド大好き少女だったんです!夢を追い続けた彼女の物語、一緒に見ていきましょう!
運命の出会い!小学生の頃のボカロとの出会い
青山さんがボカロの魅力に取り憑かれたのは、小学校5年生のとき。みなさんもご存じの「人柱アリス」との出会いが、彼女の人生を大きく変えることになります。
「最初は何がなんだかわからなかったけど、この曲すごく面白い!って。そこからどんどんボカロの世界にハマっていきました」(青山さん)
中学生になると、さらにボカロ愛は加速!Supercellをはじめとする様々なクリエイターの作品に夢中になっていったそうです。
密かな楽しみ時間
「親に内緒でニコニコ動画を見るのが日課でしたね(笑)新曲が投稿されるたびにランキングをチェックして、お気に入りの曲を見つけては何度も聴き返していました」
そのハマり具合はランキングをチェックするだけにとどまらず独自でランキングの推移を示したグラフまで書いていたそうです。
そんな青山さんの秘密の楽しみが、後の声優人生につながっていくきっかけになるんですね!
声優への道!諦めなかった夢の実現
https://www.dtmstation.com/archives/61779.html
中学時代からの挑戦
小学校5年生のときに、「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた」などのアニメを見ていて「声優になりたい!」という夢。しかし、その道のりは決して平坦ではありませんでした。
中学校一年生にしてその夢を追いかけ始めます。「最初は親にも内緒で。オーディションの情報を集めては、こっそり応募していましたね」
高校時代の奮闘
高校生になると、さらに本格的に!
- 福岡や東京まで足を運んでオーディションに参加
- フリーソフトを使って歌の録音や編集を独学で習得
「何度落ちても諦めなかったです。むしろ、落ちるたびに『次は絶対に!』って気持ちが強くなりました」
ついに夢が現実に!声優デビューから「小春六花」まで
https://www.dtmstation.com/archives/61779.html
声優としての活動
高2のとき、Web審査・書類審査が通って福岡での面接ありその後、東京での面接。家族も巻き込む大騒ぎに。結果的に合格をいただいて、声優デビューとなりました。努力が実を結びついに声優デビュー!そして今では『ぼっち・ざ・ろっく!』で大きな注目を集めることに。
「小春六花」との運命の出会い
2020年、マネージャーからある提案が。
「自分の声が音声合成ソフトになる?最初は信じられなかったです(笑)」
しかし、それは自分の声が初音ミクのようなボーカロイドになることなのではと、衝撃と興奮を覚え2つ返事でオファーを受けました。
収録秘話
- 数日間にわたる大量の文章読み上げ
- 様々なトーンでの歌唱収録
- 長時間の収録による体力勝負
短期間で小春六花になりきるのは大変でしたけど、とても楽しい日々でした。
そして小春六花があまりに自然なしゃべり青山さんも収録したかと疑う程
まとめ:青山吉能さんの軌跡から学ぶこと
- 趣味や「好き」が思わぬ形で将来につながることも
- 諦めずに挑戦し続けることの大切さ
- 新しいことへの挑戦を恐れない勇気
中学生の頃のボカロ好きが、声優という夢につながり、さらには音声合成ソフトの声優という新しい挑戦へ。青山さんの歩みは、夢を追う全ての人の励みになりそうですね。
これからの青山さんの活躍からも、目が離せません!ぜひ、みなさんも応援していきましょう!